口呼吸じゃダメ?なぜ鼻呼吸なの?
日本人のほとんどは、睡眠中だけでなく無意識に日常生活の中でも口呼吸になっている割合が大きいそうです。
口からでも鼻からでも呼吸ができているからいいんじゃないの?
と思う方多いのではないかと思います。
しかし、口呼吸は、いびきの大きな原因の一つといわれています。眠っている間、口呼吸になっていると、鼻呼吸に比べて、気道の筋肉が緩みやすく、舌根が喉の奥に落ち込むことで気道が狭くなり、いびきをかきやすくなります。
それだけではありません!
口からウイルスがダイレクトに入ってしまう為、風邪をひきやすくなってしまったり、虫歯・歯周病、口臭、酸素の摂取量の減少、表情筋の劣化など、私たちの体に悪影響を及ぼすと言われています。
反対に、鼻呼吸の場合、鼻に生えている細かい毛や粘膜は、空気中のウイルスや菌、アレルギー物質などから体を守り、乾燥した空気を加湿することができます。
人間の鼻って本当にすごいですね!
吸っている空気は一緒でも口で呼吸をするか、鼻で呼吸をするかで、これだけの違いがあるなんて驚きだと思います。
いびきも含め、良い睡眠、良い日常生活を送るためには、人間の本来の呼吸、鼻呼吸がとても大切です。
鼻呼吸ができる!いびき防止グッズ
口呼吸によるいびきの場合、どんないびきグッズが合うのでしょうか。
風邪やアレルギー性鼻炎など、鼻詰まりが原因で口呼吸になりいびきをかいてしまう人の場合は、ブリーズライトなど鼻腔を拡張できる鼻腔拡張系グッズがオススメです。鼻腔を拡張することで鼻が通り、口呼吸から鼻呼吸に誘発することができ、いびきの軽減につながります。
鼻が詰まっていないのに、口呼吸になってしまう人には、ネルネルなどの口呼吸制御シールがオススメです。口に貼ることで、睡眠中の口の開きを防ぎ、強制的に鼻呼吸に誘発します。
睡眠中にいびきの原因に合ったいびき防止グッズを使い、鼻呼吸を癖付けることが大切です。
自分でできる!?あいうべ体操でいびきを改善!
いびきグッズの他に、口呼吸から鼻呼吸に戻すためのトレーニングを一緒に継続することで、いびきの改善に働きかけます。
手軽にできるトレーニングとして「あいうべ体操」という体操が注目されています。
あいうべ体操は、口呼吸を治すための体操です。口を閉じ鼻呼吸するには、口の周りの筋肉と舌を前へ出す筋肉を鍛える必要があるそうです。
あいうべ体操の「あいう」は、口の周りの筋肉。「べ」は、舌を出す筋肉を鍛えるトレーニングになるそうです。
<<あいうべ体操>>
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、入浴時、入浴後にやるのがオススメで、慣れるまでは2~3度に分けたほうが続けたほうがいいようです。
「あいうべ体操」のポイントは、話しているときよりも口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、顎関節症や顎に痛みがある場合は、回数を減らしたり、毎日の調子に合わせて、調節することがいいようです。
舌の運動をすることで、いびきだけでなく脳の活性化にも効果があるようです。
あいうべ体操 画像
自分でできる!!ヨガでいびき改善!口呼吸から鼻呼吸へ
ヨガがいびきに聞く?なんて話聞いたことがないかと思います。
ヨガスタジオなどで、レッスンを受けてみると、鼻から吸って鼻からはくように指示されます。1ポーズ1ポーズをとりながら、鼻からの呼吸をとるヨガは、意識的な鼻呼吸のトレーニングになります。
また、ヨガは鼻呼吸のトレーニングになるだけでなく、血液循環を改善する効果があったり、老廃物が浄化、イライラやストレスが緩和されたり、様々な利点があるそうです。現在は、気軽に通えるヨガスタジオも増え、女性だけでなく男性が通っているのも目にするので、口呼吸が原因でいびきには悩む方は是非オススメです。
いびきの原因を知ろう!いびき対策アプリ!
口呼吸が原因でいびきをかいてしまう人のために、自分でできるいびき改善トレーニングをご紹介しましたが、いびきトレーニングやいびきグッズでいびきがどこまで改善されたかを、自分で確認することは難しいかと思います。
弊社で開発した「いびき対策アプリDaddy GAGA」は、いびきに反応してバイブやアラームでいびきを防止してくれるだけでなく、寝ている間のいびきを録音することができます。
自分のいびきに合った「いびきグッズ」や「いびきトレーニング」と「いびき対策アプリ」の録音機能を併用して、ご自身のいびきの改善経過を探ってみてください。
※いびき対策アプリDaddy GAGAの録音機能の使い方については、「自分のいびきを録音しよう!」をご覧ください。